働きマン

今日は、プール開きの日でしたが、あいにくの雨となってしまいました。昨年の7月は、異常気象で長雨と低温が続き、7月のプールは3回しかできませんでした。来週も梅雨の天気が続きます。小学生は既に6月からプールが始まっていますが、保育園児には、冷たい中でのプールは、無理しません。8月いっぱい、夏は長いので、天気がいい日だけプールを楽しみます。

 

さて、「働きマン」というマンガをご存知ですか。2004年安野モヨコさんの作品ですので、15年以上も前の作品です。2007年には、菅野美穂さん主演でドラマにもなりました。現在、働き方が多様化し、コロナ禍以降リモートワークも日常化しつつあります。働き方が変化していく中、多様な価値観を持った人々が共に仕事をするために、これまでの「常識」を見直す必要に迫られています。

 

そんな中、今読みかえしたいのが、「働くこと」とは何かを女性の視点から描いた「働きマン」です。主人公は、週刊誌の編集者で、不器用ですがどんな仕事にも手を抜かないで、ぶつかっていきます。その男勝りな働き方をもじって「働きマン」と呼ばれるのです。

 

作中では、女性だけでなく様々な立場の人物の仕事観が描かれています。仕事だけに注力せずプライベートを大切にする者、「女性」という立場を利用して仕事を得る者、仕事を投げ出して逃避する者・・・そうした人を非難するのではなく、その人なりのライフスタイルや価値観があることを描いています。

 

つまり、多様性の上に組織や仕事が成り立っているんだよ・・・と言わんばかりの描写です。15年以上前の作品ですが、仕事に対して、どう向き合っていくのかを学ぶには、いい作品です。あなたの仕事観は・・・どうですか。