おせっかいな親

今日は、屋上ファームの「恵み」をいただきました。とれたてのトウモロコシを子どもたちが皮をむいて、そのまま茹でて食べました。それはそれは、甘くておいしいこと。トウモロコシは不揃いで、スーパーで売っているようにきれいに粒がならんでいません。ましてや、子どもたちが皮をはがすと、中から虫が出てきます。「ギャー・わー!」と叫ぶ子どもたちです。しかし、とれたてをすぐに茹でると、こんなに甘くておいしいものかと、あらためて驚きました。子どもたちの「おいしい!」の笑顔が広がりました。

 

さて、今日は「おせっかいな親」の話です。はい、ずばり私と妻の話です。(笑)

 

昨日は、私の誕生日だったので、結婚して家を出た長女が顔を出しました。目的は、いつもよりは豪華な食事とケーキを食べることですが、それでもうれしい私は、ほろ酔いで長女に、色々とおせっかいをしてしまいます。

 

長女の旦那が生き物を飼うのが好きなので、さっそく保育園で生まれたクサガメベビーを持たせます。旦那は、飼育方法の知識はあるのに、陸地にするレンガや流木を用意し、毎日の水替えや、エサのことまで、長女のスマホを通じて指示をします。

 

今度は長女に、「ジャガイモがたくさんあるから持っていきなさい」「庭でイチジクがとれたから持って帰りなさい」とおせっかいをやいていると、妻が「ついでに、この前作ったイチジクのジャムと、スモモのジャムを持っていきなさい」「今日買った、この食パンを持って帰りなさい」・・・とこんな感じです。

 

思わず、昔のことを思い出していました。私が結婚したばかりの頃も、実家に遊びに行くと「これ持っていきなさい攻撃」をたくさん受けました。もちろん、ありがたく、親の好意を受け止めていましたが、今度は、自分が同じことをしているのです。

 

まったく、おせっかいな親ですね。保育園の保護者に対しては、「子どものことを何でもやってしまうと、自分で何もできない子に育ってしまうので、時間がある時は、じっと見守っていてください」なんて、言っている園長ですが・・・説得力がありませんね。

 

おじいちゃんおばあちゃんの存在は、孫にとっては甘やかすだけで弊害だ!なんて、偉そうなことも言う私ですが、私も孫ができたら、ダメダメになるのでしょう。(笑)