いい感じの石ころ

今日は、西文ひろばが工事で使えないので、久々に寺子屋園児も全員で屋上遊びをしました。自転車・砂遊び・虫とり・しゃぼんだま・カメのエサやり・・・そして、タイヤアスレチックを子どもたちが作ります。さっそく、4歳男の子がバランスを崩して落下してしまいましたが、子どもたちは色々と工夫して、楽しくて難しいコースを完成させました。

 

さて、みなさんは、そこらへんに落ちている石ころを拾って集めたとはありますか。保育園のサマーキャンプでは、河原で拾ったとっておきの「石ころ」を宿に持ち帰って、そこに絵を描いて、キャンプの思い出にしています。お金では買えない、値段もつけられない素敵なお土産です。

 

そんな、海辺や河原に落ちている「石ころ」を拾って愛でる活動が今、密かなブームになっているそうです。先日、「石FES東京」というなんとも不思議なフェスが開かれました。そこでは、石拾いや石を使ったアート制作、鉱物コレクションなど、様々な形で石を愛する人が出展したそうです。

 

発起人は「価値観が多様化して、自分の『好き』を大切にする人が増えています。石を愛する人たちの『私しかわからないこの石の良さ』を共有できる場になれば」とその意図を語ります。

 

このフェスでは、鉱物や天然石を集める従来の石カルチャーとは違って、単なる「いい感じの石ころ」が主役です。

 

「海岸では、埋もれて周囲に溶け込んでいた石が、持って帰ると1個の石という存在になる。海で見たときとは全然印象が違って見えるんです」と参加者の一人は熱く語ります。

 

「地球が無意識に作り出した素材を、アートの文脈に置き換えて見せています」「ある石を見つけて、手にとって、指でこすり、ポケットに滑り込ませる。狩りのようなものでもあり、歩く瞑想のようなものでもあります。呼吸を整え、心を空っぽにして大地をスキャンするように宝物を探します」と語る人もいます。

「自分で拾って、自分で集めて、自分で楽しむ」のが醍醐味なようで、市場価値に左右されず、自分で価値を決める。そんな、当たり前の楽しさを、石ころに教えてもらった人たちが増えているのです。

 

どうですか・・・この気持ち・・・私にはよくわかります。