希薄化する人間関係

今日は、いつも以上に水しぶきが飛び交う、屋上プールとなりました。大きなプールで、「大ジャンプ大会」を行いました。常連の年長・年中男子だけでなく、「大丈夫かな?」という女子も参加し、きちんとジャンプしています。連日のプール遊びで、ずいぶんとたくましくなったものです。

 

さて、「日本人の意識調査」では、親戚・職場・近隣とのつきあい方は、「全面的付き合い」が望ましいという人が減り、「形式的つきあい」がよいと考える人が増えているそうです。

 

コロナ禍で、人と直接会うのを極端に減らした人も多いことでしょう。ここ数年の私たちの生活をふり返ってみても、人と親しくなるハードルは、確実に上がっています。また、「タイムパフォーマンス(時間的効果)」という言葉を耳にするようになってからは、他人に時間を使わせることに以前より慎重になっていますね。人を雑談やお茶に誘うのをためらうようになった人も多いようです。

 

「生涯孤独」で生きていく人は、そういないでしょうから、何だかのやり方で、人間関係がつながる仕組みを持っていた方がいいですね。ただし、昭和30~40年代の高度経済成長期の「3丁目の夕日」のように、地域で子育てもおせっかいもやっていくような、コミュニケーションは、現代では難しいです。時代背景も違いますし、現代は「個人情報」を保護するという世の中です。

 

しかし、高齢の孤立化が増えていくのは、寂しい限りですので、どうやってつながる仕組みを作っていけるか・・・考えてみるとします。

 

「個人情報を保護する意識や他人への警戒感で、自己開示が難しい時代ですが、おっかなびっくりでも、自分の情報を小出しにしてみると、共通点が見つかることがあります」という63歳の女性は、仕事で知り合った女性に、ピアノが趣味と言ってみると。お互いに音楽が好きなことがわかり、親しくなったそうです。小出し作戦で相手の出方を探るのは、コミュニケーション力アップは、いい作戦ですね。

 

69歳の女性は、「夫を先にみとった後は、孤独との闘いでした。新聞の地域版に勇気を出して詩歌を投稿し、選者の先生が名前を載せてくださったことがうれしくて続けられ、日々の活力になりました。今でも俳句を投稿しています」と言います。

 

どうやら、つながる相手は、顔がわかる相手だけとは限らないようです。

 

人とのつながり方は、それぞれの人が自分なりに考えて作っていくようになってきました。「頑張って、友だちにならなくちゃ!」という感じは疲れてしまうし、「友だち」という枠にこだわると、仕手にすごく期待してしまったり・・・このあんばいが、難しいところですが、今一度、「自分が今つながっている人はどんな人たちか」考えてみるのもいいですね。そして、あらたなつながる仕組みも1つくらいは、新しくやってみたいものです。