翔んで埼玉 続編

クリスマス発表会の劇の練習です。何人かの子どもたちは、自分のセリフを覚えてきました。こうなると、次のステップは、「演技」がどれだけ上手にできるかがポイントです。そして、声の大きさもまだまだですので、来週からの練習で、さらに完成度を上げていきます。

 

さて、「翔んで埼玉」の続編をみにいってきました。公開日当日に映画館に足を運ぶなんて、まったくもってミーハーですが、純粋に、この作品で笑い転げたい・・・という思いです。一人であーだこーだ言うのも変なので、隣には上さんが聞き役で座ります。

 

琵琶湖より愛をこめて・・・という副題は何だ?と思っていたのですが、埼玉や関東エリアを飛び越えて、関西エリアを巻き込んだ、一大エンターテインメントに仕上がっていたのです。

 

私は、関東の人間ですが、神戸に本社がある会社に勤務していたので、関西出身の仲間が多くいます。マクドナルドのことを東京では「マック」と呼びますが、関西では「マクド」と言います。私も、マクドの方が呼びやすいですね。ちなみに、ミスタードーナツは「ミスド」です。(笑)

 

関東では、電車の扉に「ドアに挟まれないようにご注意」とあるのに、関西では「指をつめないように」とか「指づめ注意!」とあります。こうやって例をあげると、きりがないくらい、関西の笑いは山ほどあるのです。「翔んで埼玉」の続編は、埼玉よりも大阪・京都・神戸そして、滋賀県・和歌山県・奈良県がメインのストーリーになっています。

 

阪神甲子園球場が、牢獄として描かれています。現在の甲子園球場のバックスクリーンは、電光掲示板になっていますが、かつては、パネルボードを人がはめ込んでいました。映画では、掛布・岡田・真弓といった、38年前の阪神タイガース日本一のメンバーのパネルがチラリと登場します。「粉文化」大阪を揶揄する演出も笑えます。

 

滋賀県の道路に出没する、飛び出し坊や「とび太くん」を使うところなど絶妙ですね。そんな感じで、私にとっては、数えきれないほどの「笑い」のツボが刺激されたのです。登場する役者たちも、埼玉県にゆかりのある俳優だけでなく、大物俳優ばかりです。私は、しっかり笑ってすっきりした次第です。娯楽映画としては、本当によくできています。「くだらない!」と言う人は、どうぞ勝手にけなしなさいという感じですね。(笑)

 

私が見た、家から近い映画館は、満席でした。秩父に唯一ある映画館では、開館前から行列ができたそうです。埼玉県内は、前作同様大盛り上がりでスタートしましたが、関西での大ヒットも間違いないですね。

 

そして、第3作目もあると、私は踏んでいます。今度の舞台は、世界に目を向けた作品になると勝手に思っています。「世界埼玉化計画」の集大成です。どこかの国や都市で、埼玉県と似たような扱いをされている場所にスポットが当たるはずです。

 

ともあれ、「翔んで埼玉」続編で、大いに笑ってください。(笑)