イエナプラン学習会

今日は、3・11です。2011年3月11日に東日本大震災が発生し、13年が過ぎました。いまだに故郷に帰れず、県外含めて避難生活を送ってる人も多くいます。元日の能登半島地震を受けての交流も見られますね。

 

朝の会では、子どもたちに「2011・3・11 14:46」というタイトルのスライドショーを見せました。ただ数字が並んでいるだけなのに、3月11日がわかった園児が何人かいました。続けて、津波・被災した街や家・レスキュー隊での救助シーン・避難所生活・コンビニの棚が空っぽ・駅で電車を待つ会社員・復興シーン・・・などの画像を観ながら、子どもたちとのやり取りが続きます。子どもたちには、「お家に帰ったら、ママパパに、3・11の時は、何をしていたか聞いてごらん」と話します。戦争と違って、すべてのママパパが経験した3・11です。それぞれの家庭で、親子の会話をすることが大切ですね。

 

さて、昨日は、コロナ禍でずっとできていなかった、イエナプラン学習会に参加し、約4年ぶりに、学習会のメンバーと会うことができました。イエナプランとは、オランダで行われている「学習スタイル」の一つです。このブログで何度も話をしていますので、詳細は、ネットで調べてください。

 

日本イエナプラン教育協会さいたま学習会の取りまとめ役が、何と、長野県にある日本初のイエナプラン校の「大日向(おおひなた)小中学校」で、教員として勤務しているとのこと。男の子3人のママですが、大宮から新幹線通勤でがんばっているそうです。彼女のオランダでのイエナプラン校の視察ビデオを観ながら、「あーだこーだ」語り合います。

 

オランダのイエナプラン校は、日本の学校とは全く違うイメージで、学校内のいたるところに「アート作品」があり、いつでも子どもたちが話し合える、ソファーがたくさんあります。日本の保育園や幼稚園にあたる、幼児クラスの教室は、まるでテーマパークのように、遊べる環境が整っています。日本との大きな違いは、「すべて、子どもたち本人に選択をさせる」という環境です。

 

幼児クラスのには、ボードがあり、自分の名前をそれぞれの遊びのところにセットします。「今日私は、○○で遊ぶ」と、自分で選択するのです。小学生になれば、1週間の時間割は、自分で決めることになります。もちろん、日本の学校で行っていることでいいこともたくさんありますが、オランダでの「自分で決める」という習慣は、小さなころからの積み重ねですので、社会に出て大いに役立つことになります。

 

今回は、小学校教員、高校教員、そして世田谷区の区議会議員が新たに参加されました。議員さんは、教育改革の柱に「イエナプラン」を考えているようです。結局は、教育委員会のトップである教育長のやる気次第のようなので、いかに、教育長に「イエス!」と言わせるプランが出せるかですね。広島県や愛知県では、公立のイエナプラン校がありますので、上手に、他県を参考にすればいいのでしょう。

 

子どもをど真ん中にした話し合いができ、有意義な時間を昨日は過ごすことができました。