癖がないから「オッケーブロッコリー」

今日は、今年度最後の体操教室です。年長園児にとっては、3年間続いた取り組みです。まさに、「継続は力なり」です。エアートランポリンで躍動し、とび箱・鉄棒など、様々な体操を経験した子どもたちです。本日は最後ということで、コーチの特別指導がありました。何と「バク転」にトライです。空中でコーチが支えるので、「なんちゃってバク転もどきの後ろまわり・・・」といった感じですが、年長園児は、最後の体操教室で、新しいことに挑戦できたのです。

 

さて、にわかに話題になっているのが、指定野菜に「昇格」した、ブロッコリーです。特に消費量が多い野菜として、キャベツや白菜などの14品目と並び、2026年度から適用されます。

 

生産者には、安定供給&価格が安定するように、国からの補償金が入ります。しかし、すべてのブロッコリー生産者が喜んでいるわけではないようです。実は、「指定産地」にならないといけないのです。むしろ、指定野菜になることで、新規参入が増え、供給過多になるかもしれないからです。

 

そこで、石川県白山市の「安井ファーム」では、SNSの活用で、ブロッコリーの魅力を発信しています。ブロッコリーの魅力は、その「癖のなさ」による、汎用性の高さと言えます。「ブロッコリーにマヨネーズをつけて食べると、ほぼほぼマヨネーズの味ですよね。和食、洋食、中華、スイーツ、離乳食、すべてに『寄せられる』・・・そこがいちばんの魅力です」とのことです。

 

私が子どもの頃は、ブロッコリーではなく、カリフラワーが主流でした。しかし、カリフラワーは、日差しで変色しやすく、栄養価でもブロッコリーが上回っているので、いつの間にか立場が逆転したのです。野菜の中では、比較的手のかからないブロッコリーは、こうして「指定野菜」のポジションを勝ち取ったのです。

 

安井ファームのSNSでは、レシピの紹介が人気だそうです。一番「バズった」のが、「めんつゆ漬け揚げ」です。「加熱済みのブロッコリーをめんつゆに一晩漬けて、片栗粉をつけて中温の油で揚げる・・・」安いファームの伝家の宝刀レシピだそうです。なんだか、想像するだけでも「絶対おいしい!」ですね。

 

保育園の給食でも、ブロッコリーはよく出されます。こうして考えると、ブロッコリーの可能性は無限大。その未来には明るさしかない。と言えるのかもしれませんね。